1/27から水瓶座★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』

最強寒波に暴風雪、冬の魔物が大暴れ・・・皆さん体調を崩されませんよう。

神話と星座講座は残すところ2星座となりました。1/27から水瓶座です。

空のみずがめ座は、シュメール時代につくられた最古の星座のひとつだとか。

Sidney Hall – Urania’s Mirror – Aquarius, Piscis Australis & Ballon Aerostatique1825

男性が持つ水瓶から流れ落ちる水が魚(魚座)の口に注がれてます。古代バビロニアでは太陽が水瓶座にあるときが雨季だったようで、恵みの水を表してるのでしょうか。

一つ前の山羊座でも水と生命力の話がありました。日本だといちばん冷たい真冬の2星座だけど、砂漠方面では命をつなぐ水のシーズンなんですかねー

ギリシャ神話では、ゼウスにさらわれた美少年ガニュメデスが水瓶を抱く姿。

トロイアの王子ガニュメデスは、美女にも勝る美しさと評判でした。大神ゼウスの目にとまったのが運の尽き。「あの子を側におきたいな」

ゼウスは鷲の姿になって(あるいは鷲を遣わして)ガニュメデスをさらっていきます。

ウスタシュ・ル・シュウール『ガニュメデスの誘拐』(1644年) ルーヴル美術館所蔵

オリンポス山に連れて行かれ、神々にネクタルを注ぐ係にされました。しかもその美しさをとどめるよう永遠の若さを与えられて。もといた世界には二度と帰れなくなりました。

ある日突然、望んでもない方へ人生が変わってしまう。自分にはまったく非がないのに。その後、ガニュメデスはそれなりに楽しくやれたんでしょうか?

木星(ゼウス)の衛星のひとつがガニメデ(=ガニュメデス)という名、不老不死を得た彼はずっとゼウスのお側にいてお酌してるのかなぁ。

水瓶座の講座テキストでは、ほかの神々もとりあげられてます。

神話で読み解く占星術の12星座の物語

水瓶座:1/27,2/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

この講座でテキストに使っている本の水瓶座部分をPDFでお配りします。

ご予定が合わない方も、終わった星座も録画で受講していただけます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

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