来し方行く末

コンビニからぶらぶら帰ってきたら、家の前に知らない車が止まってる。誰?と思ったら、家業のお客さんでライブハウスをやってるYさん。いきなりびっくり!

「いま近くを通って、ふと思い出してさぁ」って、何年ぶりだろう。近況報告が終わらない。

「そういえば、昔うちでカラーセラピーしてくれたよね。弾き語りのHくんがいまだに言ってるよ。あれで方向性が見えたって」

Sure?!

もう10年以上前、Yさんのライブイベントの片隅でカラーセラピーさせてもらっていました。出番の合間にアーティストさんたちも受けてくれてたんです。

ずっと心に残してくれてたなんて。いや、私がなにか良いこと言ったんじゃなく、その人が選んだボトルがしゃべらせてくれただけなんですけど。

振り返るとしみじみしちゃう。

駆け出しのころは熱意ばかりで、言葉にするのもお話を受け止めるのも今よりずっと下手でした。一つ一つのイベントが育ててくれたんですよね。

ペンタクル8の未熟者はペンタクル3の熟練者になれただろうか。

長くやってると失われてくものもありました。初々しい心とかパッションとか緊張感とか。

でもカップはまだ2つ残ってる(と思いたい)。残されたものを手にまた歩き出そう。

思いがけない訪問者さんから思いがけない話を聴いて、何かわからんけど何かしたいなって妙な意欲が湧いてきました。何しよう。

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