札幌では、こちらを見てきました。
展覧会のメインヴィジュアルになってるフェルメールの《窓辺で手紙を読む女》
うしろの壁のキューピッドは何者かによって塗りつぶされていた!?それを元の状態に復元したのを見ることができました。
修復前のバージョンとビフォーアフター両方見ることができるんですけど…個人的には壁に何もないほうが好きですねぇ。余白の美。
だって、現れたキューピッドが妙に大きくないですか?手紙を読んでる人より存在感をはなってて、絵の静けさがなくなってるというか…
しかしキューピッドこそが、画家の意図だったわけですね。ここでの愛の神は仮面を踏みつけて、「誠実な愛は嘘や欺瞞を乗り越える」のを表しているのだとか。
気まぐれに金の矢/鉛の矢を放つクピドじゃなく、良心を問う「教皇」カードのような存在?!
皆さんはどっちがお好みでしょうか。五郎さんの動画もおもしろいのでよかったら。
展覧会にはほかにもたくさんの絵が来てて、北方ならではの細密描写に目を凝らしました。
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 | UHB:北海道文化放送
2022年4月22日(金)-6月26日(日)北海道立近代美術館
『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』、札幌は〜6/22まで、7月からは大阪市立美術館にて。
【終了】フェルメールと17世紀オランダ絵画展 │ 大阪市立美術館
大阪市立美術館は、特別展(大規模な美術展)や、収蔵品の展覧会、全関西美術展、日展などを開催している、歴史ある大阪の美術館です。
コメント