前回はケレスを終えてパラスに入りました。
パラス・アテナはフェミニストが注目する惑星でありつつ、フェミニズムから批判される一面もあったとか。
それは、ゼウスに愛された娘であり、木星(ゼウス)の影の中で、家父長制に甘んじてると解釈されるところ。
ふむ、男性社会でうまく立ち回るとか、男に負けじと戦うならば、家父長制を温存させることにもなるか。
男性と同じように戦うっていうと神話のアマゾン族も思い浮かびますけども(戦いの神アレス(火星)の血を引く女性だけの戦士軍団)。
たまたまこんなの見かけました。エルメスの2021秋冬コレクション、アマゾン族になぞらえた “パワーとオーラを纏った女性騎士” のための衣服だそうで。
女性騎士はアレスのような戦士を目指すわけじゃないみたい。
“女性であること”の意義が大きく変化する社会で、女性として生きながら、再創造しなければいけないタイミングにある
女性騎士は外の世界で活動的でありたいという願望とともに、女性であることを味わうために官能性も求めている。
ELLE2021秋冬パリコレ速報vol.2より
なんとなくパラスっぽいとこもある気がしました。
パラスの続きは、フェミニズム的な女性の生き方、自立して生きるってどういうことか、と予告されています。
女性だけじゃなく、男性の役割をするのが苦手な男性にもヒントになる小惑星みたいですよ。
小惑星3回目は8/6、パラスの続きです。
内なる「女性性」の元型としての小惑星―女神たちの伝承と小惑星
講師:伊泉龍一先生
次回8/6,8/20,9/3,9/17
隔週金曜
夜7時30分〜9時(1回90分)
受講料1回¥4,500
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