本をながめて

國分先生のラジオで、他の国と比較して日本では人文書がすごく読まれていると聞きました。意外。フランスなんかのがずっと読まれてそうに思うけど違うのか。

丸善でぶらぶらしてると、たしかに人文書がたくさん並んでて、読みたいのいっぱい。

ところで最近の本って、表紙が字で埋め尽くされてるの多くないですか?帯も含めて。

ビジネス書なら、ぱっと見で内容がわかるようにして手にとってもらう販売戦略かなと思いますが、人文書の場合はシンプルに流行なんですかね(一昔前に文豪小説の文庫本がアニメカバーでヒットしたようなもの?)

映画「メッセージ」の原作テッド・チャンの2作目(これは小説だけど)とか

どこの本屋でも見かけるサンデル教授のこれとか、先日買った「はじめてのウィトゲンシュタイン」も水戸部功さんの装丁。

そのうち読みたいこれ↓

は北岡誠吾さんのデザイン(青土社さんは今この方が多いような?)、こういう彩度が高い本も最近多いですね。

あと金、銀、箔押しを使ってる本も多くないですか?

光りものはゴージャスに感じる分、中身とつり合ってないと残念に思ってしまうけど、それは私の固定観念だな。

物体としての本が好きで、見てきれい、飾ってきれい、紙を触って心地よい、そういう愛で方なら外側にお金かかってる本がうれしいですよね。

占い本では、上のような字だけの表紙って見かけない気がしますが、占いの本にもトレンドってあるのかな?

コメント