先月から始まった神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編、テキストには
太陽は伝統的に獅子のサインである獅子座をルールしている。
天秤座において、太陽は「フォール」の状態になる。
太陽は火星によってルールされているサイン(牡羊座)でイグゾルテッドされ、
とあります。
ルール?フォール?イグゾルテッド?という方は、伊泉先生のサイト運命の世界の「占星術とは2」の下のほう、■ディグニティについてを読んでいただくといいかもです。
惑星がどのサインに入っていたら、その惑星の力が強まる/弱まるという決まりがあるんですね。強まるほうをディグニティ、弱まるほうをディビリティといいます(単語が似てて混乱しますね)
自分の家なら好きなようにふるまえるけど、よその家に行くとその家の家風に従わなくてはならないから、本来の性質を出せない。
自分の家がルーラーシップ、よその家がデトリメント(これはちょうどオポジションのサインで、自分の家からいちばん離れてるということですね)。
自分の家ではないけど、お客としておもてなしされるのがエグザルテーション(高く上がる)、冷たく扱われて落ち込むのがフォール(落ちていく)。
たとえば太陽なら、
- 自分の家は獅子座(太陽は獅子座をルールしている)
- 獅子座の180度反対の水瓶座では力を出しづらい(デトリメント)
- もてなされるのは牡羊座(太陽は牡羊座でイグゾルテッドされる)
- 冷遇されるのが天秤座(太陽は天秤座でフォールの状態)
次回の月なら
- 月は蟹座をルールする
- 牡牛座でイグゾルテッドされる
- 蠍座でフォール
- 山羊座でデトリメント
この本の例えが絶妙です。
デトリメントの中の惑星は、たとえるならシルベスター・スタローンが、ジュリエットの役こそが自分のキャリアにとって最良のものであると主張し、ブロードウェイでそれを演じてしまうようなものだ。彼がそれを演じることができないとは言わないまでも、その役を彼が上手に演じることができるわけではない。
ケヴィン・バーク占星術完全ガイドp151より
講座のほうは次回2/19金曜、夜7時半から。「月」。
神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編
次回2/19,3/5,3/19,4/2,4/16,4/30,5/14,5/28、隔週金曜。
夜7時30分〜9時(1回90分)
受講料1回¥4,500
講師:伊泉龍一先生
★終わった回は録画配信できます。
- 1回目「太陽」前編
- 2回目「太陽」後編
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