オンライン開催の基礎からのタロット講座、大アルカナ編に続いて、小アルカナ編へ。
一回目は、こんな内容でした。
- この講座でマルセイユ版を使う理由
- ウェイト版の小アルカナとの違い
- コート・カードの説明に入りつつ
- 1〜10の数カードの説明
- マルセイユ版に向く伊泉先生のスプレッドのごく簡単な説明

小アルカナは、数のカード40枚+コート・カード16枚=56枚あります。大アルカナ22枚の倍以上なのに、小アルカナのが講座時間が少ないのですが、グループ分けできるからですね。
まず、数のカードもコート・カードも、スート―棒・剣・カップ・金貨―の4つに分けられます。で、棒のカードはぜんぶ棒という共通項でくくれるということ。
もうひとつ、数でも分けられます。1のカードなら、棒でも剣でもカップでも金貨でも1は1。2なら2…
じゃあ1〜10の数の意味とは?
- 奇数と偶数
- 数字順に段階としてみる
ということから解説していただきました。

伊泉先生ご自身でもおっしゃってたように、今回の数の説明はテンポよくコンパクトにまとまっていて、私は一連のイメージをしやすいと思いました。
(はっ、もしかして、私は何度も聞いてるからそう思うんでしょうか?初めての方には進みが早かったですか?よかったら復習動画もゆっくり見直していただいて、ご質問も出てきましたら、次回にお知らせくださいませ)
ウェイト版の小アルカナには、数の意味は使えないというお話もありました。
例としてカップの4

「腕組みした男性が置かれた3つのカップを眺めてる、満足してない様子だけど、差し出された新たなカップには目が向いてない」、数字の4とはなんも関係ないストーリーですね。
こうして、情景がわかりやすく描かれてるウェイト版は、イメージが限定されちゃう場合もある、と。その点、マルセイユ版の絵は抽象的だから、4なら4という数の意味から広げていける、応用が効くカードだそうです(今まで使ってなかった方でもマルセイユ版に興味をもっていただけたかしら?)
最後の質問タイムでもたくさんの話題が。
- 話がつながっていて数字一つ一つの区切りが難しい
- 出たカードと質問者の状況が合わない場合は?
- 小アルカナと大アルカナで反対のカードが出たら?など
今までの小アルカナ講座でよく出た疑問もありました。個人的に何年越しかの疑問がすっきりしました!今回受講されてる皆さまには、初回に答えていただけてよかったです。気軽な質問タイムを作れるのはオンラインの良い面ですねー
次回は9/12(土)、コート・カードです。一枚一枚の人物像を作っていくそうですよ。お楽しみに〜
初回を逃した方も、録画がありますのでよろしければ。

タロット集中講座――小アルカナを学び、大アルカナと統合したリーディングをマスターする(全2回)
8/29(土)9/12(土)
午後2〜5時(3時間)
受講料1回ごとに¥9,000
講師:伊泉龍一先生
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