クロウリーが気になる

イベントの映像を撮ってる人から、フェスの話を聴いたんですよ。

どのバンドも出番が終わったらヘロヘロになってるんだけど、そんな状態でもすぐさまエゴサーチするんだって。オーディエンスの反応を明日に生かさなきゃいけないから。お疲れ様ですなぁ…。

情報を集めて悪いとこは立て直すのは、もちろん大事。でも、こなれすぎてもつまらなくなっちゃう。

かえって、まだ無名の荒削りなバンドのが光って見えるんですね。心のままにやってる初期衝動がまぶしい。

それを見て「ジェラっちゃうな」と言った人がいて、その場の中年みんな、あぁぁぁってなりました。「あんな初期衝動は自分らにはもうない」そう思い知らされちゃうのです。

ロックの場合、音そのものより、生き方やカウンターカルチャーとして好きというのがあるからか、社会に適合すればするほど寂しくなっちゃうのかも。

そんな話をしてたら、ミュージシャンのフォロワーも多いクロウリーのトート・タロットを、ますます知りたくなってきたのでした。

クロウリーは「私を信じてはならない」って言ったとか。

柔順に追い従う者を求めていない。自分自身の探求方法を貫き通す学徒たちの独立独歩する一団を求めている

法の書より

こういうとこに惹かれるんですよね。

いつか講座をお願いできる日まで、温め続けよう。

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