ウエイト版タロット研究会「力」から「正義」まで(2)

伊泉龍一先生の【名古屋】ウエイト版タロット研究会、10月はカード4枚、解説していただきました(力・隠者は、前ページをどうぞ)。

「運命の輪」のカード
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「戦車」にも描かれていた、スフィンクスが再び登場。戦車との違いは何?四隅の生き物は何を読む?車輪に描かれた文字の意味は?
ウエイト版の「運命の輪」は古い時代の「運命の輪」とは大きく意味が違うんですねぇ。ふむふむ。
ちなみに昔のカードだと、目隠しした女性が車輪を回しています。
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運命の女神フォルトゥーナ。見えないままに、気まぐれに回す女神。道理も何も関係なし…こわっ。
車輪が回ると、やがて落っこちるのが見てとれて「驕れる人は久しからず」「諸行無常の響きあり」平家物語を口ずさみたくなります。
マルセイユ版では動物。

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まわり続ける輪のような人生で、浮き沈みに一喜一憂する、愚かさ、おかしさを猿とかロバで表してるとか。

必死な本人は気づかないけど、外から見たら、こんなアホ面さげてるんですよ~て感じでしょうか。

次回11/12(水)午後2~5時伊泉龍一先生№12「吊るされた男」から
3~4枚の解説を予定。

初回~今までの分、
DVD録画もございます。

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