デューラーの話を聴いてきた

同時代の対象的な画家さんを比べてみる講座。山田五郎さんのユーモアあふれる語りで紹介してくれるシリーズです。

今回はドイツ・ルネサンスの二人。北方の絵が好きなので楽しみにしてました。いやー、笑ったわー

中山茂「西洋占星術史」p159

ちょうど先日読んでた本にもデューラーの「メレンコリア」が載ってたんですよね。ヒポクラテスの四体液説のひとつ、「憂鬱質」の絵。

玉、はしご、砂時計、天秤、剣…意味ありげなアイテムが並ぶ中でも、気をひかれるのが木星の魔法陣(ベルの下)で。

162313
511108
97612
414151

縦、横、斜め、四隅の数の合計がぜんぶ34.木星と34て何か関係あるんだろうか?

これも有名ですね、「騎士と死と悪魔」

ここにも砂時計。そして犬。

なんとなく似てる。

彼らが生きた15〜16世紀ドイツは、印刷が発明され、ルターの宗教改革があり、ドイツ選帝侯と神聖ローマ皇帝の争いもあり、歴史も興味深かったなぁ。

コメント