絵を見て思ったこと

大エルミタージュ美術館展

昨日この展覧会にいってきました。

「手相占い師への訪問」ていう絵がありましたよ(ジャン=バティスト・ル・プランス)。

1775年ごろのフランス絵画で、ひげをたくわえた老占い師に、手のひらを広げて見せる乙女。当時の占いシーンを垣間見るようです。

あ、手相って東洋のものと思われがちですが、西洋なんですよね。

絵の中には天球儀も!手相は占星術と関連してるから。星の動きも追っていたのでしょうか。

ほかに「カード遊びをする人々」という絵も(ダーフィット・テニールス2世、1640年代フランドル)。

使ってるのはトランプでしたが、タロットもこんなふうに遊ばれてたのかな~

会場に入ってすぐのこの絵だけは撮影OKでした、戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像。

手に宝珠、鷲の紋章、

女帝

まさに女帝だー。

 

今回の展覧会では、16~18世紀の、イタリア、オランダ、フランドル(ベルギー)、スペイン、フランス、ドイツの絵画がありました。

西洋の占いを勉強してる者としては、あちらの文化や時代時代の風俗をみられる良い機会でした。言葉だけではあやふやなものが、ビジュアルだとすっと入ってきて。

 




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