むずかしい本こそ、アウトプットしたほうが整理できるのかも。一人で読んでわからなかったことも、ほかの人と意見を交わすとはっとすることがあります。著者に直接質問できるのもありがたく。
講演会には、文章だけでは伝わってこない熱がありました。哲学の先生は世の中を変えようとしてるんですね。ふだん冷めてる私でさえも浮きたつような、スピリットの目覚め。まさに数秘の「5」!
「新しい自由の哲学を求めて」、今ここを超えていきたい。
カール・マルクスの言葉
人間は自分自身の歴史をつくる。だが、思うままにではない。自分で選んだ環境のもとではなく、すぐ目の前にある、与えられた、持ち越されてきた環境のもとでつくるのである(中動態の世界p285)
タロットの「太陽」のカードみたい。
思い通りにならない中でもクリエイティブに生きることはできるんですよね。
外からの影響を避けることなんてできないのだから、完全な能動はありえない。でも完全に強制されてるのでもないのだから、その中で、自分の力を出せる範囲を広げていくのが自由への道。
「生命の木」でいう「拡張の柱」と「制限の柱」の間をジグザグに動いていくのにも似て、ときに自由に近づき、ときおり強制に近づく…
外からの刺激を受けたときに自分はどう反応するのか、何にとらわれがちなのか、メタな視線(ティファレト)も必要だなとか、考えることいっぱいで頭が忙しいです。
この本の表紙は工夫があるんですよ。「違う角度から眺めないと見えないものがある」の実体化。
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