絵を見るのが好きなんですよ。
もともとはただ「きれい」とか「好き」で見てたんですけど、あるとき、美術の本を読んでいたら、「絵は読むもの」だと。文化や神話、歴史などを知っていてこそ楽しめる、というんですね。
そういう目で見れば、たしかに、謎解きのようなおもしろさもあり、絵の裏のドラマも窺い知れて、ぐっと楽しくなりました。
タロットを勉強しだすと余計ですね。何を描いてるの?どういう意図が込められているの?が気になるし、わかるためには、美術と同じくキリスト教やギリシャ・ローマの文化を知らないと。
そんなこんなで、西洋美術史にはまっている私、今日は、山田五郎さんのお話を聴いてきました。
ギリシャに始まり、モダンアートにいたるまでのあれこれ、途中何回か、声出して笑っちゃった。表現がおもしろくて。
ベーシックな本も気になりつつ、私はこっち買っちゃった。
表紙はアングルの「グランド・オダリスク」。「背中」への執着…。
コメント