ちょっとずつ読んでたこの本、科学者が検証に乗り出したあたりから止まらなくなって、後半は一気読み。

本では、さまざまな心霊現象?が紹介されています。有名なフォックス姉妹のラップ音を通した霊との交信、触れずに物を動かしたり、自ら空中浮遊したり、存在しない人を実体化させて見せるなど、はではでしいパフォーマンスもありました。
霊がやってるかどうかは抜きにしても、その場で見たらエキサイティングだったでしょう。娯楽が少ない時代のエンタメでもあったのではないかしらん。まるでマジック!なのは、やはりマジシャンに真似されたり、トリックが見破られたりもあった。
そんなものをまともにとりあってどうする?科学者の中にスピリチュアリズムを調査すること自体を否定した人たちがいたのもわかります。でもわからないものを解明しようとするのも科学、未知の力があるなら調べようじゃないか。そうして調査に入ってくれた科学者がいてよかった。
私にとっては第2部のサイキカル・リサーチがとりわけ刺激的でした。

霊は信じてない。でも超常現象が一体どうやって起きているのかは知りたい。何がそうさせてるのか?こういう取り組みが個人的にはいちばん共感できました。
虫の知らせというのか、知人の死を予見した人たちの事例も興味深いものでした。テレパシーがあるとしたら、どういう条件で発動するのか。どうしてピンポイントでその人だけに届くのか。
たとえばラジコンやってるときに、たまたま似た周波数を使ってる別の車が動いてしまうようなもの?だったら今際の際だけじゃなくて、普段から何か通信されてきてるのでは?気づいてないだけで、普段でも誰かの思念が入ってきてるとしたら?今自分が考えてることは自分だけの考えじゃなくて、実は他の誰かの思惑が混じってたりするのかも。
多重人格説であれば、一台のPCにWindowsとMacの両方をのせてるようなものか。PCならどっちのOSを使うかは自分で切り替えるけど、人間がトランス状態になるともう一つのOSがいきなり立ち上がる、みたいな?
肉体と精神は分けられるのか問題も。目に見えない精神なんてものはなく、ただ脳が反応してるだけといわれてもしっくりこないし、かといって精神が別に存在するなら霊魂不滅説もあり、というのも信じられない。
人の意識とは何なのか。前から関心をもってた謎が、この本を読んでさらに深まりました。
フロイトが無意識を言うずっと前、まだ心理学が学問として認められてないときに、サイキカル・リサーチャーたちがこのような仮説をたてたこと、彼らが作った用語が現代も使われているのも感慨深い。
研究してくれたSPRの方々、ありがとう。そしてこの本を書いてくださった伊泉先生には尊敬と感謝の念でいっぱいです。
YouTubeでのこの本解説は、まだ第1章のとこ。ゆっくりペースで、本をもう一度味わえるので楽しみにしています。

スピリチュアル・シリーズの再生リストつけときますね。



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