愛知県への巡回を首を長くして待ってました。

宇野亞喜良の過去最大規模の展覧会。1950年代の企業広告から、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本・児童書、近年の俳句と少女をテーマとした絵画などなど、夢のように素敵でございました。
見てて思った、私、60年代のテイストやファッションが好きかも。
なによりも色使い、配色が好みなんですよねー。ターコイズ、紫、マゼンタピンク、深いブルー、ほかレッド&グリーン、紺&金など補色の組み合わせも美しくて。
今回、白黒のイラストもたくさん拝見したら、線の美しさにも魅了されました。余白の美も!

愛想なしの貧弱な少女たちもすき。にこりともしてないのがいい。他人の気がしないというか、自分の子ども時代を思い出しちゃいます。

寺山修司と組んで作ってた若い女の子向けの本もよくて、「ひとりぼっちのあなたに」とか「ふしあわせという名の猫をいつもかたわらに飼っている少女たちに」とか、病み系女子が触れたらどはまりしそうじゃないですか?


思春期まではいいとして、宇野さんが描く大人の女性みたいに成長できなかったのが私の残念なとこ。手足が長くて胸はたわわな八頭身美女になりたかったよ。。。
澁澤龍彦へのオマージュ、コラージュ作品もきゅんとしたな。

宇野亞喜良展、刈谷市美術館では2024年11月9日(土曜日)まで
こういうのお好きな方はぜひ
刈谷市ホームページ - 指定されたページ、またはファイルは見つかりませんでした。
刈谷市ホームページ

こういう絵、タロットになりそうと思ったら、宇野 亜喜良さんイラストのタロット、存在してました。

が、売り切れやん。残念・・・
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