「悪い言語哲学入門」「悪口ってなんだろう」

ずいぶん前にホロスコープを見てもらったとき「例えるならエヴァンゲリオンのアスカ」て表現してもらったことがあります。あぁいう性格ってどうですか？私はちょっとズキっとしましたね。

最近読んでた本に、アスカがシンジに言う「あんたバカぁ？」が出てきて、ふと思い出しました。

この本では「悪口ってなんなんだろう？」が検討されるんですけど、悪口の役割は「人を自分より下に位置づけること」だそうですわ。

同じ「あんたバカぁ？」でも、相手を見下して言ってるなら悪口、信頼関係があって同じ立場の仲間なら軽口（口は悪いけど）。

なるほど、冒頭の占星術家さんは顔見知りだったし、落とすためじゃなく鼓舞してくれてるとわかってたから悪く言われたとは感じなかった。

もしこれが、いきなり知らない人に「⚪️⚪️座は性格が悪い」て言われたのなら？上から目線でなんなんすかって思うかも（というとこが「勝気でプライド高い」アスカ的なのか知らんけど）

「悪口はなぜ悪いのか？」

そんなの考えたことなかったけど、あるべきでない序列・上下関係・ランキングを作りだす、維持するから悪い、下のものの意見が聞かれず、存在すらもないがしろにされるから悪いというのは新鮮だったな。

ご興味あれば、著者名で検索すると動画もいろいろ出てきますよ。ラッパーの呂布カルマさんとかと出てたTV番組「悪口の美学」は月末まで見られるっぽいです↓

私は伊泉先生のタロット講座「魔術師」の回で言語哲学かぁと思って、積読してた「悪い言語哲学入門」に手をつけたんですが、こっちの本「悪口ってなんだろう」のが読みやすいかも。

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