素朴な疑問

ユングの心理学の話を聞いてると、疑問に思ってしまうことがあります。

「心の旅をして男性性と女性性を融合させる、両性具有になるのがいい」というけれど、そもそも人間の心はそんなに分離してるんだろうか?

男性性と女性性って、意識と無意識、理性と感情とか言われますけど(生き物としての男性/女性じゃなくて)、これって入り混じってるんじゃないのかなぁ?

理屈で説得しようとする背景には「わかってほしい」「わからせたい」とか、わかってない人を下に見る感情があるように思うし、感情的になってるから理論武装して話すとかもあるんじゃなかろうか。

日頃なんかするときも、意識してやってるのか、無意識に動かされてるのか、そんなに区別できなくないです?(私だけ?)

あと、男性性と女性性の対立で、強いのはいつも男性性の側っていうのも、どうなんだろう?

ヘラクレスのヒュドラ退治
アポロンのピュトン退治

男性性の極地の神が女神の支配下にいる怪物を倒す、こういう神話を、男性性が女性性を抑圧してる、内なる女性性を打ち殺してると読むようですが、女性性が男性性を押さえつけることはないのかなぁ?素朴な疑問です。

生命の木だと思考(ホド)の上位に感情(ネツァク)があるっていうのもあるし、イェソド周りの無意識のパターンは根強いから、意識的なもののほうがむしろ弱そうに思えましてね。

・・・どうでもいい疑問でした。

男性性・女性性が分かれてるなら、もちろん両方が働くほうがいいですけどね

カラーの世界では、男性性がレッド、女性性がブルーで象徴されます。

赤と青を混ぜると紫=神秘的な結婚というんですけど、紫って蠍座っぽくない?(単にイメージです)

蠍座ルーラーの火星(レッド)+水のサイン(ブルー)=バイオレットとか?

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