2014.9.12(金)13~17:00(4時間) 講師:伊泉龍一先生
基本の理論から学ぶ西洋占星術――エッセンシャル・ディグニティ序論
内容:
本格的な西洋占星術のクラスです。参加者全員の出生時の星の配置図(ホロスコープ)を作成し、それを分析する様々なテクニックを紹介します。
今回は4元素の基本構成要素である熱/冷、乾/湿のコンビネーションが、いかに12星座と惑星の性質を決定しているかをみていきます。それに基づいて、伝統的な占星術において、「エッセンシャル・ディグニティ」と呼ばれる12星座と惑星の関係を分析するためのルールについても紹介してい きます。
今回はその中でも主要な要素となる「ドミサイル(ルーラーシップ)」と「デトリメント(エグザイル)」、及び「エグザルテーション」と「フォール」を、まず学んでいきます。さらにホロスコープを分析する際に中心となる「ディスポジター」と呼ばれる惑星を見つけるための方法を紹介します。
今回は少々複雑な内容になりますが、なるべく分かりやすく説明していきますので、西洋占星術を少し学んだことがあるけれども、伝統的な占星術の技法に触れてみたい方は、ぜひご参加ください。
概要:
12星座と惑星を熱/冷、乾/湿で分類する
ディグニティとディビリティ
ディスポジター
リセプション
ドミサイル(ルーラーシップ)とデトリメント
エグザルテーションとフォール
トリプリシティ、フェイス、ターム
レポート:
私、「こんな人生でいいのか?」みたいな抽象的ことは、いっつも悩むんですけど、仕事が、彼がっていう具体的な質問がなくて、占いに行ったことがなかったんですよね。占いを勉強し始めて初めて、「こんなとき現場の占い師さんなら、どう言うんだろう??」と疑問に思って、何人かの方に占ってもらったことがあります。
同じ質問を、同じ西洋占星術でみてもらっても、占い師さんによって、注目するポイントも結果も違ったことがありまして、不思議だなーと思ってたんです。現代占星術だと、チャートのどこをみるかは読む人まかせで、占い師さんによって答えが変わってくるとか。対して伝統的な占星術だと、質問によって見るべきポイントが決まっているので、誰がやっても同じ傾向の答えになるそうです。そのぶん、良くも悪くも容赦ないところはありますが…。
伝統的占星術によるチャートの読み方を、たっぷり4時間。入門編から受講してこられた皆さまは、ハウスや惑星の意味が、ここで全部つながりましたね!今回は、実際の個人 チャートを例に、ディスポジターの見つけ方~読み方を教わりましたが、現代占星術と伝統的占星術では、チャートの中でみていく部分が違うから、質問に対する答えも変わってくるというのも、衝撃でした。
今回は「序論」でしたから、まだ入り口だけなんですけども、伝統のやり方だと、読み方に迷いが無くなります。続きの、もっと詳しい方法もお聞きする機会を持ちたいです。
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