「資本論」のはなし

春に出て、気になりつつもまだ読んでない本、武器としての「資本論」

著者のお話がオンラインで聴けるというので、今日受講しました。

マルクスの資本論は難しいというし、ずいぶん古い本だし、今回の話もむずかしいのかなと思ってましたけど、時事ネタ満載で、現在の身近なことから考えられて面白かったです(先生がちょっとシニカルなのもいい)。

誰も興味ないと思いますけど、以下、自分の覚え

新自由主義がはじまって40年、資本主義システムは今や空気のように自然に存在していて、私たちの内面―感性や思考などまでも資本主義化してる、もはや文明なのだとか。当たり前すぎて気づかないのかも。

電通事件や、ブラックバイトなどを例に、生き延びるために資本論を読んだほうがいいというのは、すとんときました。完全に飲み込まれてるから抵抗しない、そこからばっくれるなんて思いつきさえしないんですよね。

(生命の木講座でも出てくる)有用性の問題だとか、コロナ罹患から回復して言うことが変わったジョンソン首相の例なんかも考えさせられました。

世の中で当然になってるのと違う視点からみることもできたほうがいいですよね(タロットだと「隠者」的な。数秘術だと9のような)。

武器としての「資本論」、読んでみようかな。

あと、今回の講座は、リアル教室とZoomオンラインのハイブリッドで、カメラやマイクの使い方なども勉強になりました。いつか私もこうする機会があるかどうかわからないけど。

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