カバラって、単語として聞いたことがある方はいらっしゃると思います。
古代カバラ?カバラ式占い???
カバラと冠している諸々を見ても、くわしい説明があるわけでなく。カバラっていったい何なの?ていうと、よく分からないものじゃな いでしょうか。講座自体もあまりないと思われます。一度はちゃんと知ってみたかった「生命の木」。
今回は「カバラって何?」から解説いただき、「そういうことか~~」とすっきりされたんじゃないでしょうか。歴史から魔術や神秘主義の考え方などをご紹介いただきました。
神とは?
前にも書いたんですけど、カバラの一神教の神と日本の神さま、まったく違うんですよね。ここがあいまいだと、よくわかんなくなります。
また、魔術とは?神秘主義とは?何を目指していたのでしょうか。
エリファス・レヴィに始まる、タロットとカバラの結び付き、ここから次回です。
参加された皆さまには、大変好評でした!
次回のお申込みもたくさん。ありがとうございます。
来月が待ち遠しいですね。
2014.6.11、7.9(水)午後2:00~3:30(1.5時間)
講師:伊泉龍一先生
タロットとカバラの「生命の木」全2回
19世紀後半、タロットはオカルティズムとの結びつきを深めていく中で、カバラの「生命の木」という図式との間に対応関係が形作られ、新たな カードの解釈が生みだされるようになっていきました。それによって新たに「カバラ・タロット」とも言うべき新たなタロットの伝統がスタートすることになりました。
本講座では、中世のユダヤ教のカバラから、ルネサンス期にユダヤ教という文脈から離れてキリスト教に取り入れられていくことで誕生した「キリスト教カバラ」、さらには近代の「魔術的カバラ」とも呼ばれる新たなカバラのシステムへと発展していく流れを概観し、いかにしてタロットがカバラと結び付けられ、どのように新たなタロットの伝統が作られることになったかも見ていきます。
さらに、そもそもカバラとは何であるかを簡潔に解説した上で、「生命の木」を構成する32の「セフィラー」と「パス」の構造についても概観していきます。それによって、近代以降のタ ロットの展開を振り返ってみたいと思います。
「生命の木」とタロットの対応関係は、「ウェイト版」や「トート・タロット」のような有名なタロットも含む近代の「カバラ化されたタロット」を理解していくための欠かすことのできない鍵となります。それぞれのカードの持つ意味をより深い知りたい熱心なタロット・ファンの方は、ぜひご参加ください。
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