毎度楽しみにしてる山田五郎さんの西洋絵画入門、昨日、近代編のパート4がありました。「ポスト印象主義」、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホの3人の紹介。
セザンヌさんの絵、なぜか印象派展のフライヤーに使われてるけど…印象派の画家さんたちからはヘンだって笑われてたんだとか。
だって、この絵、違和感ありません?右腕はどう見ても長すぎるし、左腕は肘の曲がりが謎。
ヘタウマのはしりでしょうか、「変なのが逆にかっこいい」となったのが19世紀の終わりだそうで。20世紀モダンアートのはじまり。
このブログで絵の話をしてもしょうがないけども、セザンヌやゴーギャンが生きていたのは、神智学協会のオルコット大佐とほぼ同じころなんですよ。
となると、ゴーギャンの絵に「円の時間軸」「輪廻転生」が描かれてるのが、気になってくるわけですわ。西洋人が東洋の教えを知り始めた時代だもんなーと。
ゴッホは、黄金の夜明け団のメイザースと1歳違いだし、ひまわりを描いたアルルへ引っ越したのは1888年、それこそ黄金の夜明け団設立の年だし。
分野はちがえど、19世紀終わりごろに活躍した人たちがもたらしたもの、大きいなぁ。その後何十年も影響を与えてるんだもの。どっちも「19世紀後半~20世紀初めがいちばんおもしろい」て聞いたの、わかる。
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