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占い系教室~タロット・カバラ/生命の木・スピリチュアリズム・西洋占星術・東洋の占い~

心理学

レポ◆神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編3回目2021/2/19

2021年2月21日 by thelema コメントする

1回目「太陽」前編、2回目「太陽」後編

今回は「月」

この講座のテキストの著者たちは、世の男性中心主義や性別役割分担に疑問を投げかけているんだそうです。

占星術の惑星は、男性性を表すものが多く、女性性を表すものが少ないから、バランスをとるために小惑星たちを取り入れる。また、男性中心主義で悪く言われる星を擁護する。

そんな著者たちのスタンスがよく表れてるのが、今回の「月」かな。

神話だって男性に都合がいいように書き換えられんだという話。積極的で生き生きした女神は男性神に入れ替えられたり、男性の理想の女像―純粋無垢な乙女など―に変えられたりしたんだとか。

書き換えられる前の月の女神が登場しているのがこちら。

トート・タロットの「節制」にあたるArt(技)

タロットの説明を聴けるのも面白いし、文字だけのテキストを補ってくれるのが絵じゃないですか?

「月」の象徴のビジュアライズ。

ウェイト=スミスの女司祭も紹介ありました

テキスト前半は、個人的にはちょっともやもや。

目的意識と無為自然、能動と受動、西洋と東洋、意識と無意識、理性と本能、二項対立の図式はそのままに、優劣だけを逆転させてもなぁ、脱構築は?と思ってしまう。

うーん、心理占星術だけに、最終的に全部の惑星を使ってユングの個性化、全体性(セルフ)の実現を目指すのが、それにあたるのかしらん。

そういう意味では、「女性には月星座が大事」説も「月は欠損」論も、バランスを欠いているような気がしますが、「月」についての議論がやたら白熱するのも「月」が感情を揺らすからですかねぇ。

本能的な反応を呼び起こされて、ちっちゃい子どもに戻ってしまうトリガーにもなるのかもなぁ、月。

こちらの本は月星座占いの知的バージョンだそうですよ。

ドナ・カニンガム「太陽世界で月タイプを生きる」

次回「月」の後編は、もう少し占いに近づく話になっていくという予告です。

テキスト後半には、新月から満月へ、そしてまた欠けてゆく月のサイクルと人生を重ねていく話も出てきますね。

デーン・ルディア「ルネーション・サイクル」

次回3/5、「月」の続きと「水星」です。

神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編

次回3/5,3/19,4/2,4/16,4/30,5/14,5/28、隔週金曜。
夜7時30分〜9時(1回90分)
受講料1回¥4,500
講師:伊泉龍一先生

★終わった回は録画配信できます。

  • 1回目「太陽」前編
  • 2回目「太陽」後編
  • 3回目「月」

お申し込みは、上の画像かタイトルをクリックで、専用ページからお願いします。

占星術講座を受けられる皆さまには、いつか歴史講座も聴いていただけるといいですね。今回も出てきたアラン・レオのエソテリック(秘教)占星術とかね。

1回目のレポ★西洋占星術と神智学-エソテリック占星術入門2017/11/5名古屋
終了★西洋占星術と神智学-エソテリック占星術入門2017/12/10名古屋
カテゴリー: オンライン, 占星術 タグ: 伊泉龍一, 月, 惑星, 心理学, 神話, ユング, 西洋占星術講座, オンライン講座, 元型

タロットのイメージの世界

2018年10月8日 by thelema コメントする

レイチェル・ポラックタロットの書 叡智の78の段階

序文に書かれているエピソードが、この本をどう書こうとしてるのか、物語ってる気がします。

レイチェルさんも、はじめのころは、本を片手にリーディングをしていたそうです。

が、ある日、本を使わず、詩人さんと一緒にタロットをながめていたとき、タロットの意味(いわゆるキーワード的なもの)を超えた世界が現れてきた…

ペンタクル10

白髪の男性を見て、思いをめぐらせているうちに「オデュッセウスだ!」と。

神話や物語の登場人物に重ね合わせて解釈していく方法を発見した瞬間だったようです。

(「タロットの書」9・10ページから)

 

今度の講座は「神話と心理学的な観点から導かれた」「タロットのイメージの世界の原点」にせまります。

「定型化された」意味ではない、豊かな解釈を知りたい皆さま、ぜひ!

◆レイチェル・ポラックの『タロットの書』――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する(全2回)

10/16&11/13(火)
1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500




カテゴリー: タロット, 名古屋教室 タグ: 伊泉龍一, タロットの書, レイチェル・ポラック, タロット講座, 心理学, タロットと神話

新講座★タロットの「名著」を一気読みする!10/16&11/13

2018年7月27日 by thelema コメントする

伊泉先生から講座タイトルと案内文をいただきました。

タロットの「名著」を一気読みする講座です!

レイチェル・ポラックの『タロットの書』

――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する

今日の日本でも「ウェイト版(ライダー版)」と呼ばれ親しまれている世界的に有名なウェイト=スミス・タロットは、もともと1909年にイギリスで出版されたタロットです。

その素晴らしい絵は、その作者であるアーサー・エドワード・ウェイトとパメラ・コールマン・スミスの思惑をはるかに超え、21世紀に至る100年余りの間に、豊かで多様な解釈を生み出してきました。

今回の講座は、タロットのイメージが心理学や神話の世界へと拡充され、新たな解釈の地平が開かれていった1980年代、最もエポックメイキングな名著として知られるレイチェル・ポラックの『タロットの書』に光を当ててみたいと思います。

当時の「ニューエイジ・サイエンス」、「トランスパーソナル心理学」、「比較神話学」などの成果が取り入れられることで、多様な広がりを見せるポラックのタロット解釈は、従来の「タロット占い」における「カードの意味」をはるかに超えた射程を持つため、その意図を的確に理解できていない場合、とかく難解と思われがちです。

今回は、その最重要ポイントを分かりやすくまとめながら、20世紀のタロットのバイブルとも言うべき『タロットの書』の核心となる部分を、わずか2回で誰にでもわかるように解説していきます。

全2回講座です。

日程:10/16(火)11/13(火)

時間:1~4時

会場:名古屋(久屋大通駅/栄駅近く)

受講料:1回につき¥9,500

 

読みかけたけど挫折した…という皆さん、ぜひぜひ。解説を聞いたら、きっと読みやすくなると思います。

タロットのスプレッド講座を受講中の皆さんにもおすすめです。タロット・ルネサンス以降の解釈が聞けますから、今の内容につながってくるかと。

(タロットではないですが)心理占星術のハウス講座を聞かれた方にもいいかもです。「ニューエイジ・サイエンス」、「トランスパーソナル心理学」、出てきましたよね。タロット側からの解説を合わせてお聞きになると、また広がるのでは?

これはまだ、ほかでは開催されたことがない講座なんじゃないかなぁ(すでにあったらごめんなさい)。

ウェイト=スミス・タロットをもっと知りたい皆さま、どうぞご予定くださいませ♪

 

タロットの書 叡智の78の段階

カテゴリー: タロット, 名古屋教室 タグ: 伊泉龍一, タロットの書, タロット講座, ニューエイジ, トランスパーソナル, 心理学, 神話

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