西洋占星術のトランスサタニアンを学ぶ―西洋占星術アドバンス2014.10.10伊泉龍一先生/札幌

天王星・海王星・冥王星のシンボリズム

20世紀後半の占星術では、ホロスコープ(星の配置図)の中に、天王星・海王星・ 冥王星が導入されるようになりました。まず今回の講座では、近代の占星術史の中で、天王星・海王星・冥王星を、占星術師たちが受け入れていくにあたって、それらをどのようにして概念化し、どのような象徴的な意味を割り当てるようになっていったのかを概観します。その中で、天王星・海王星・冥王星の登場によって、占星術が近代のオカルティズム、そしてニューエイジの心理学やスピリチュアリティと融合していくための重要な役割を果たしてきたことが見えてくることでしょう。 「変革」、「幻想」、「死と再生」。そんなキーワードに託された天王星・海王星・冥王星のシンボリズムの持つ意味を改めて見直しながら、現代占星 術とは何かを考えてみたいと思います。

また、特に今回は20世紀初めの頃に神智学の思想を背景としたアラン・レオをはじめとする占星術師たちが、「進化」、「バイブレーション」、「オクターブ・エクスプレッションズ」といった神智学的な思想に基づくコンセプトによって、天王星・海王星・冥王星の解釈が誕生することになった過程を見ていきます。すでに西洋占星術に詳しい方も、天王星・海王星・冥王星の意味を改めて深めるための参考にしていただけることと思います。

・いかにして伝統的占星術は破壊されたか?/神智学と西洋占星術/惑星のエグザルテーションと高次のバイブレーション/アクエリアン時代とニューエイジ心理学におけるトランス・サタニアン

リポート報告

西洋占星術入門~アドバンスは、これまで「伝統的占星術」の手法を多くご紹介いただいてきましたが、最終回のこの日は、ガラッと変わり、「現代占星術」が生まれた歴史からお話いただきました。
科学が発展してくると、昔々の伝統的占星術をそのまま使うのは無理があります。さらに、肉眼で見え なかった惑星たちが新しく発見され、それらをどう扱うか?ということで、現代占星術の父アラン・レオは、神智学の考えをベースに、占星術を時代に合うものにしました。
今回は、その神智学が生まれた時代背景や思想から解説していただきました。その後の神智学的占星術も気になりますね。「続編」のご希望も承っています。「歴史には興味ない、意味と技法だけ教えて!」って方は、今回の受講生さんにはいらっしゃらなかったんじゃないかと 思いますが、天王星海王星冥王星の意味は、ちょっと時間不足でしたね。
続きができることになったら、そのときまた来ていただけたらと思います。

関連講座

2014.4.11(金)西洋占星術入門【ハウスの概念を理解する】【札幌】

2014.6.13(金)西洋占星術入門【そもそも12星座とは何なのか?】【札幌】

2014.7.11(金)西洋占星術入門【惑星のシンボリズムを深める】【札幌】

2014.8.22(金)西洋占星術アドバンスコース―アスペクトを理解する【札幌】

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