はじめてのトート・タロット(全1回2017/3/11土)伊泉龍一先生/京都

トート・タロットとは、二十世紀のイギリスで最も有名なオカルティスト、アレイスター・クロウリーによって考案され、画家レディ・フリーダ・ハリスによって描かれたタロットです。

タロット史上、最高傑作のひとつとも評価されている美しい絵は、クロウリーの魔術的世界観を表現すべく採用された様々な神話・伝承のモチーフや秘教的なシンボルのコラージュとフリーダ・ハリスによって採用された射影幾何学的な描画の組み合わせによって出来上がった他に類をみない独特のデザインとなっています。

また、クロウリー自身が宣言した「新たな時代(ホルスの時代)」の到来に合わせる形で、個々のカードの主題も伝統的なタロットとは大きく一線を画すものともなっています。

今回は、非常に難解ともされているトート・タロットを、その成立の歴史的な背景、及び近代の魔術的カバラの生命の木や占星術との関係を参照しながら、そもそも「トート・タロット」とはなんなのかを解説してみたいと思います。

トート・タロットの入門編として、作者アレイスター・クロウリーの人物紹介から、トート・タロットが世に出たときの時代背景、カードに描かれているシンボルなど、全体像をお話いただきました。トート・タロットが複雑なのは、「カバラ生命の木」「古代ギリシャやエジプトの神話」「伝統的な占星術」とさまざまな要素が組み込まれているからなんですね。ウェイト=スミス・タロットと比べてみることで、クロウリー独特の思想も浮かび上がります。

今回の講座は、今までに伊泉先生の講座をどれくらい受講されてきたかによって、印象が違ったと思います。「黄金の夜明け団」「Tの書」「生命の木」という言葉をはじめて聴く方には、ちょっと難しかったかもしれません。続編はまだ決まってないのですが、できましたら、それまでに生命の木や、伝統的占星術の講座を受けておかれるのもおすすめです。

レポート「はじめてのトート・タロット」2017/3/11京都

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