【タロット・スペシャルセミナー】トート・タロットの世界―生命の木と占星術 (全1回)2014.8.21伊泉龍一先生/札幌

トート・タロットについての入門クラスです。トート・タロットとは、二十世紀のイギリスで最も有名なオカルティスト、アレイスター・クロウリー によって考案され、画家レディ・フリーダ・ハリスによって描かれたタロットです。タロット史上、最高傑作のひとつとも評価されている美しい絵は、クロウリーの魔術的世界観を表現すべく採用された様々な神話・伝承のモチーフや秘教的なシンボルのコラージュとフリーダ・ハリスによって採用された射影幾何学的な描画の組み合わせによって出来上がった他に類をみない独特のデザインとなっています。また、クロウリー自身が宣言した「新たな時代(ホルスの時代)」の到来に合わせる形で、個々のカードの主題も伝統的なタロットとは大きく一線を画すものともなっています。

今回は非常に難解ともされているトート・タロットを、その成立の歴史的な背景、及び近代の魔術的カバラの生命の木や占星術との関係を参照しながら、そもそも「トート・タロット」とはなんなのかを解説してみたいと思います。

リポート報告

 トートタロットとはなんぞや?ということで、まずは、トートタロットの作者:アレイスター・クロウリーその人について。日本ではあまり知られてない?のかな?英語圏では多くの著名なミュージシャンもフォロワーになってるんですが、ロック(それも古いの)とか興味ない方は、ご存知ないかもしれませんね。講座では、クロウリーやトートタロットがウケた時代の背景もお話いただきました。
 そして、クロウリーは何のためにこのタロットを作ったのか、ということ。トートタロットも、ウエイト版タロットと同じく、占い用ではない、神秘主義の実践のためのタロットカード。彼は魔術(魔法じゃなくて)で何をしようとしたのか?目指したものは?と解説していただきました。ここら辺を聞いて初めて、なぜ、こういう絵になっているのかってことが筋道だってわかってきます。続きをもう一回やってもらいたいくらいです。
 休憩時間には、皆さんとトートタロットを並べ見てて「どの絵が好き?」とお聞きしてみました。皆さんが選んだカードそれぞれ、その方のパーソナリティと合ってる気がしましたねぇ。タロットって、普通は裏返しにして引くけど、意識的に選んでみるのもおもしろいですね。