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タロット占いの方法―ウェイト版・マルセイユ版・トート版の特徴を徹底比較する (全2回)

伊泉龍一先生

2016/2/7、3/6に名古屋で開催

◆講座案内

ひとことで「タロット」と言っても、実は様々な種類があります。初心者の方は、最初にどのカードを使ったらいいのか迷う人も多いでしょう。

今回の講座では、なかでも特に代表的な三つのタロット(ウェイト版・マルセイユ版・トート版)を比較しながら、それぞれの特徴と違いを解説し、さらにそれぞれのカードの特性に応じた占い方やスプレッドなども紹介していきます。タロットがまったく初めての方は、自分に向いているカードを見つけることができるはずです。もちろん、すでにタロットに親しんでいる方でも、今まで疑問に思っていたことがすっきりと解決するはずです。

・ウェイト版の小アルカナの絵の背景

・マルセイユ版小アルカナのリーディング方法

・トート版小アルカナと生命の木及び占星術

◆レポート

マルセイユ版、ウェイト版、トート版、同じ「タロット」とひとくくりにしてしまってはいけないくらい、絵が違います。なぜなのか?3種類のデッキが生まれた時代や作者からそれぞれの特徴まで、概要を教わりました。タロットが作られた目的も違います。マルセイユはゲーム用でしたが、ウェイト版・トート版は魔術系、オカルトタロット。作者の所属していた秘密結社「黄金の夜明け団」の教えが入ってますから、ウェイト版やトート版を読み解くには、カバラや占星術、錬金術の知識があることが前提なんですね。天体や星座との対応、生命の木との対応、いろんなシンボルが取り入れられていますし、占い方も「儀式的」「魔術的」、おもしろいです。

講座では、ウェイトが自身の本で紹介しているスプレッド2種類や、マルセイユ版と占星術を組み合わせたスプレッドなど、78枚のフルデッキを使った占い方をいくつか習いました。聞いただけでできるものではないですが、あとは、皆さん、実践練習あるのみですね。

1回目(2016/2/7)のレポート

2回目(2016/3/6)のレポート