ご参加の皆さまにはありがとうございました。とても寒い日でしたけど、雪国からお越しの方は「名古屋、あったか~い」とも。そうなんだ!
さて、タロット占いの方法―ウェイト版・マルセイユ版・トート版の特徴を徹底比較する、初回は「3つのデッキが、いつ、どこで、誰によって作られたか?」というお話から。
古い時代に作られたマルセイユ版と、20世紀になってから作られたウェイト版・トート版には大きな違いがあります。後者には、思想が表されているんですね。
そこで、彼らの所属していた「黄金の夜明け団」の紹介から、思想のベースとなったカバラ、生命の木のお話へ。
作者のウェイト氏、クロウリー氏が生まれたころの19世紀イギリスといえば、オカルトブーム。科学が進むにつれ、昔ながらの宗教観がゆらいできて、よりどころを失ってしまった人たちは、スピリチュアルに新たな生き方を見たんですかね。
同じ19世紀、ドイツ語圏では精神分析が始まってますが、魔術や宗教に頼りたくない人たちは、こっちにいったんでしょう。でも、どちらも人間の進化や成長を目指すのは同じ。言ってることは似ています。
講座の中で、生命の木の解説のときに、「なんとなく、心理学っぽいよね」というお話もありましたね~。
講座一回目は、デッキが生まれた背景を中心に解説していただきまして、「占い方」は次回へ持ち越しです。一般に広がっていないスプレッドもご紹介いただけそうですよ。
伊泉先生の他の講座にも出られていて、歴史的なことはすでに聴いてらっしゃる方でしたら、次回からお越しになっても大丈夫かと思います。
タロット占いの方法―ウェイト版・マルセイユ版・トート版の特徴を徹底比較する、次回は3/6(日)2~5時です。
「この本にも、生命の木のこと載っているよ(俺のが説明うまいけど)」とお話があったのはこちら。
黄金の夜明け団のことを、もっとくわしく知りたい方いらしたら、こちらがおすすめです。
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