1回目「愚者」「マジシャン」、2回目「女司祭」「女帝」、3回目「皇帝」「司祭」、4回目「恋人」「戦車」、5回目「正義」「隠者」、6回目「運命の輪」「力」、7回目「吊るされた男」「死」
8回目は「節制」「悪魔」

液体を混ぜているこの天使は男性でもない、女性でもない、性別がない存在。
ユング心理学に基づいて教わる「節制」で混ぜ合わせるのは、男性性と女性性。
はじめに、ユングやフロイトの心理学は限られた時代にフィットするもの、というお話がありました。彼らの心理学は核家族がモデルだから、大家族には合わないし、この先、家庭なしでラボとかで子供を誕生させる未来が来たら、それにも合わないでしょう。
限られた時代、文化での心理学とはいえ、そこに生まれた人だったらわかりみがあるのが面白いと思います。
ユングが流行った20世紀後半は、男は男らしく、女は女らしく、が当たり前。お茶の間ドラマでも繰り返しそう見せられているから、そのころ育った人にはすっかり刷り込まれているんでしょうね。
その世代にしてみれば、今のメンズがメイクしてるのは「気持ち悪い」んでしょうか。
男と女が混ざり合った「悪魔」?

見た目よりも内面を混ぜる方が難易度は高そうです。「男だから」「女だから」をしっかり持ってしまってたら、性別役割分担って漢字にもあるように、分けて担うのが当たり前。混ぜるなんて考えたこともない人もいるでしょうね。
「私、中身は男だから」っていうのも男性性と女性性の統合じゃないと思うんですよ。その理由を書くのはやめますが
いつのまにか内面化した規範に囚われてるんじゃないか?ていうのが「悪魔」だとしたら、私はどんな鎖につながれてるのだろうな。
一般的な男性には「生意気」と言われてきたから、わきまえた女ではなく、規範から外れたほうだったかもしれない。今回のお話にもあった学校行事や成人式ももちろん出てないけど、これはこれで典型的な1タイプであって、自分の凡庸さにうんざりします。
はみ出し者でいるのが楽で、そこに安住してたなぁというのが私の「塔」かな。ヒエラルキーの世界に入って戦ってみることが、私にはむしろチャレンジなんじゃないか?!


次回は6/23、「塔 」から「 星」の予定です。築いたものが崩されてからの解放へ。またお待ちしてますね。
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