書類の山と格闘中

経理をアウトソーシングしたのだけれども、人にやってもらうために準備をするのは、かえって手間と時間がかかり、なんとかならんかと思って提案したんです。

「クラウドアプリでやりませんか?自動取り込みで省力化できるし、大量にプリントしなくてもいいし、お互い同時に見られるし」

あっさり却下されました。「そんなもん使い物にならない、手入力がいちばん、紙のが便利」なんですと。うーむ、その道のプロがそうおっしゃるならそうなのか。

でもね、どうしても疑問。別に今年できたばかりのAIを使おうって話じゃなくて、すでに広く導入されてるシステムなのに、使えないってどういうことなのか?

「なんで駄目なんですか?」

素朴に聞いたら、相手は不機嫌になりました。

理由らしきものは一応あげられたけど、結局「嫌なものは嫌」と言ってるだけのような・・・そして会話は強制終了です。

で、先日の生命の木のパス31,パス30のお話聞いててびっくりしたんですよ。この状況そのままやん!?って。

ひょっとして彼は「やったことがないから自信がない」のをそう言えず、「あんなもの駄目だ」とひっくり返してる可能性も??そこまでじゃないとしても「やったことがないことはやりたくない」のだろうなぁと受け止めました。

もったいない話では?料金を払って依頼しているこっちから「うちでお試ししてもらっていいですよ」と申し出てるのだから、リスクなく実験できるチャンスなのに。ほんとに使えなかったらやめればいいんだし、うまくいったら彼のビジネスも広がりそうに思うんだけど。

傷つけないように「呼びかけ」るにはどうすれば?

こっちが変わるしかないんでしょうねぇ。権威主義が嫌いであっかんべーしてしまうパンク・スピリットを焼き捨てて、旧体制のしきたりに沿っていこう。目指すは、ゼウスのお気に入りのアテナであります。

当面は向こうの常識に従って、ただただ指示されたとおりにやろう。もしいつか信頼関係ができたら、あらためて省力化を提案してみよう。

と思ってたところに、先方から厚さ2cmもある書類が「書留」で届いて、げんなりですわ。この分野では既存の秩序を死守する土星がいかに強いか、見せつけてくる紙の山。これからこれを手入力しなきゃいけない。何時間かかるかな。

良かれと思ってやってくれてるのはわかるのだけども、生き方や価値観が違いすぎるのかなぁ、噛み合わないのですよね。

わかり合えない人と付き合っていかなきゃならないの、これは蠍座のレッスンなのでしょうかねぇ。

変容への道は遠し。

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