5/20は牡牛座その2★伊泉龍一先生の『神話で読み解く占星術の12星座の物語』

前回の牡牛座1回目で、牡牛座は四季と調和する、自然の流れに合わせる、ということから「自然派」「園芸家」というイメージも出ていました。green thumb(園芸の才)ですかね。

身内に牡牛座がいまして、たしかに、小さなスペースでも野菜や果物をせっせと育ててます。バジルができたらジェノベーゼ・ソースを作ったり、食べることも好きなんでしょう。brown thumb(植物を育てる力がない)な私にはとてもできないです。

ルーラーに愛と豊かさの星:金星をもつ牡牛座は、12星座の中でも神話が豊かなサインみたいですよ。

牡牛座テキストの後半には、クレタ島の王女アリアドネの愛の物語も(これは惑星編:海王星2回目でも出てきましたね)。

ミノタウロスへの生贄にされるアテナイの王子テセウスに恋をしたアリアドネ、彼の妻になるのを条件に、ミノタウロス退治を助けました。ところがテセウスは、彼女を途中の島に置き去りにしてしまう・・・

アンゲリカ・カウフマン『テセウスに捨てられたアリアドネ』(1774年) ヒューストン美術館所蔵

去っていく船が小さく描かれてます。嘆き悲しむアリアドネ。そこにディオニュソス神が現れて、彼女を妻としました(神と結ばれてむしろ良かったのかしら?)

これはディオニュソスにとっても幸をもたらした?海王星の回では、アリアドネとの結婚によって、ディオニュソスは放蕩をやめて落ち着いた、というふうに語られてました。海王星は金星のオクターブ上、高次の愛の物語として。

金星(アフロディーテ/ヴィーナス)がアリアドネと海王星(ディオニュソス/バッカス)をとりもってるかのような絵もあります。ヴィーナスがアリアドネの手をバッカス(ディオニュソス)へと導いている。

ティントレット『ヴィーナスとアリアドネとバッカス』1576年 ドゥカーレ宮殿所蔵

ほかにも、アフロディーテ(ヴィーナス)の夫ヘパイストスや、ミノタウロスを閉じ込める迷宮を作った名工ダイダロスのお話も出てきます。

これらの神話が牡牛座の性質とどう結びつくかは講座をお楽しみに。

牡牛座の続きは5/20,またお待ちしてますね〜

神話で読み解く占星術の12星座の物語

牡牛座2回目:5/20
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
講師:伊泉龍一先生

ご予定が合わない方は、あとから録画でも受けていただけます。

終わった回(牡羊座、牡牛座の1回目)も録画受講していただけます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

コメント