先月、話のはずみで、この本をご紹介することがありました。
そしたら早速、読んで感想をくれた人があり、「あぁ、そんな風に読んでくれたんだー」とうれしく思いました。
ご紹介しておきながら、何年も前に読んだ本、記憶があやふやです。再読してみたら、いろいろ思うことがありました。
人間とはみじめなものです。何もせずにいられないのだから(パスカル)
「なんとなく退屈だ」って気分に襲われることありますか?
私はあります。それに追い立てられて、何かやらなきゃ、えいっ!と。決めたことに一直線に向かってるときはしあわせです。熱中してれば、余計なことを考えなくて済むから。
でも、それが「仕事」になると、あるとき苦しくなってくるんですよ。気晴らしのはずだったのに、何をやってるのか?
ふと我に返ります。
楽しくやりたかっただけなんだよなー。それを思い出せただけでも、このタイミングでもう一回読んでよかった。
今月の講座です。
◆レイチェル・ポラックの『タロットの書』――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する(全2回)
10/16&11/13(火)
1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500
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