タイトルから想像するよりも

タロットの「スプレッド」を学ぶ――1960 年代から現代にいたるさまざまな「スプレッド」を学ぶ 

講座(全2回)。

初回7月のあと「タイトルから想像してた以上に、興味深い内容だった」というお声もいただきました(タイトルからイメージされるのは、スプレッドをひたすら広げる講座だったでしょうか…)。

1回目は、タロットがこれまでどんなふうに使われてきたのか、時代によって変わっていくタロットの紹介でした(一回目レポート)

タロットが生まれた15世紀イタリアではゲーム用、18世紀末のフランスで占いに使われはじめ、19世紀半ばからは願望実現にも使われて、20世紀の後半、タロット占いの新たなスタイルができてきた…

一言でタロット占いと言っても、18世紀の占いと今の占いは違うんですよね。

社会が変わってきてるから、人々が占いに求めるものも変わってきてる。「あなたは来年こうなります」「彼と結ばれる/結ばれない」など、未来の予言、運命を知る占いから、自身で未来を切り開いていく占いへ。

こういうスタイルが生まれたのは1960年代アメリカ。いかにもです。「あなたはこういう人です」なんて決めつけられたくない、自分で可能性を開きたい人のための占いができてきた。

また、もうひと昔前には「お金持ちになれる?なれない?」など、外の世界で成功できるかが聞かれたそうですが、60年代あたりからは精神的な充実を求める方向へシフトしたようです。

占いの目的が変われば、スプレッドの形も変わります。ということで次回に続きます。

2回目からでもぜひどうぞ。

タロットの「スプレッド」を学ぶ――1960年代から現代にいたるさまざまな「スプレッド」を学ぶ(全2回の2回目)

9/10(月)
1~4時(3時間×2回)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500

 

2回目はスプレッドにも入っていく予定です。

お配りするテキストに、スプレッドがたくさん載っています。講座内でぜんぶ紹介がなくても、見て参考にしていただけるかと思います。




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