伊泉先生から講座タイトルと案内文をいただきました。
タロットの「名著」を一気読みする講座です!
レイチェル・ポラックの『タロットの書』
――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する
今日の日本でも「ウェイト版(ライダー版)」と呼ばれ親しまれている世界的に有名なウェイト=スミス・タロットは、もともと1909年にイギリスで出版されたタロットです。
その素晴らしい絵は、その作者であるアーサー・エドワード・ウェイトとパメラ・コールマン・スミスの思惑をはるかに超え、21世紀に至る100年余りの間に、豊かで多様な解釈を生み出してきました。
今回の講座は、タロットのイメージが心理学や神話の世界へと拡充され、新たな解釈の地平が開かれていった1980年代、最もエポックメイキングな名著として知られるレイチェル・ポラックの『タロットの書』に光を当ててみたいと思います。
当時の「ニューエイジ・サイエンス」、「トランスパーソナル心理学」、「比較神話学」などの成果が取り入れられることで、多様な広がりを見せるポラックのタロット解釈は、従来の「タロット占い」における「カードの意味」をはるかに超えた射程を持つため、その意図を的確に理解できていない場合、とかく難解と思われがちです。
今回は、その最重要ポイントを分かりやすくまとめながら、20世紀のタロットのバイブルとも言うべき『タロットの書』の核心となる部分を、わずか2回で誰にでもわかるように解説していきます。
全2回講座です。
日程:10/16(火)11/13(火)
時間:1~4時
会場:名古屋(久屋大通駅/栄駅近く)
受講料:1回につき¥9,500
読みかけたけど挫折した…という皆さん、ぜひぜひ。解説を聞いたら、きっと読みやすくなると思います。
タロットのスプレッド講座を受講中の皆さんにもおすすめです。タロット・ルネサンス以降の解釈が聞けますから、今の内容につながってくるかと。
(タロットではないですが)心理占星術のハウス講座を聞かれた方にもいいかもです。「ニューエイジ・サイエンス」、「トランスパーソナル心理学」、出てきましたよね。タロット側からの解説を合わせてお聞きになると、また広がるのでは?
これはまだ、ほかでは開催されたことがない講座なんじゃないかなぁ(すでにあったらごめんなさい)。
ウェイト=スミス・タロットをもっと知りたい皆さま、どうぞご予定くださいませ♪
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