特にこれっていう質問はないんだけど、なんだか落ち着かなくて一枚。
自然にまかせて。ありのままで。
「えぇっ、何にもしないでほうっておくなんて、余計に落ち着かなーい」のがあかんのよね。なりゆきにゆだねて待ちなさい、私。
めったにしないけど、占うならマルセイユを使っています。シンプルだから。
ウェイト・スミスは、作者の考えが盛り込まれてるから複雑で、うかつに手を出せるものじゃないという思いがありました。
同じ女帝でも絵が違いますよね。
木々、麦、川、自然の風景=「母なる自然」はマルセイユとも共通するけど、このデッキ独自に描かれてるものもあるじゃないですか。
ぱっと目に入ってくる金星マークとか、冠の星とか、服に描かれたザクロは、別の意味から付け加えられたシンボル。こういうのは西洋の思想あれこれを知らないとわからないんですよね。
前に受けたウェイト版大アルカナのノートをみてみたら、女帝の回にはこんなん書いてありました。「生命の木、ヘブライ語の対応」「キリスト教美術のアトリビュート」「原罪と洗礼」「ペテロの鍵」「マリア信仰」「ギリシャ神話」「プラトン哲学」…
この一枚だけでもこんなに詰め込まれているなんて。
神秘思想を伝えるために作られたタロットですから、そりゃ複雑です。でもねぇ、やはり奥行きがあるものは引力があります。秘められたことを知りたくなるんですよね。
来月からがんばって勉強しよう。
◆タロット(ウェイト版)の大アルカナを本格的に学ぶ(全3回)
2/18、3/11、4/8(日)
2~6時(4時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥12,500
◆ウェイト版タロットの小アルカナを学ぶ(全3回)
2/19、3/12、4/9(月)
1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500
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