楽しみにしてるエンドレス・ポエトリー、名古屋だと12/2から公開。
この瞬間のホドロフスキー熱で、監督の言葉がつまった本タロットの宇宙
各章の「序」として書かれたエッセイみたいな部分がすきです。子どものころからの個人的なタロット体験だとか、どんなふうにタロットとつきあってきたかとか、これこそ映画のように像が浮かんでくる。ここだけ薄い本になってたらいいのに。
カードの解説は読んでないんですけど、リーディングについての文章は何度か読み返しています。
未来を予言する占い師には辛辣。支配欲やお金儲け、崇拝されたい欲じゃないの？と。そうじゃなくて、たとえ本気で人助けのつもりでさえ、有害だというのです。
あることが起こりうると予言することが、その出来事を起こしてしまう
これってアラン・レオや数秘術の人が言ってることにも似てる。予言そのままに行動しちゃうから当たるのであって、意識して変えていくことはできるはず。
「自由意志」という言葉も出てきますが、未来を知るより大事なのは、今どうするか。今の選択で運命は変わっていく。だから占われる方も、手軽に運命を買い取ろうとするのはよくないっていうんです。
たとえ相談者が未来と信ずるものについての情報を求められても、タロロロジストは相談者にとってまったく知られていない現在を読む
タロット・リーダーの心構えについても、いいこと書いてるなと思います。自分の欲望、感情、意見、個人の問題、道徳観を徹底的に消しなさいっていうね。「いかにして鏡となるか」
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広島◆1からはじめるタロットとカバラ
―生命の木のセフィラーとパスの意味でカードの絵を理解する
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