“伝える”を考える

地元の大学の公開シンポジウム

経済、教育、テキスタイルデザイン、専門分野が違う先生たちが、いろんな角度から「伝える」「教える」を語ってくれるもの。

印象に残ったのは、「伝えたいコト」と「学びたいコト」にギャップがあるという話。

教えるほうは、業務にすぐ役立つ知識・スキルを教えたい、でも学ぶ側は、そこに限らずどこに行っても通用する知識・スキルが知りたい、とか。

占いの勉強だったら、タロットの意味やホロスコープの解釈の仕方などは、占いの世界に限られたもの。その奥にある思想、歴史、世界観は、占いを超えて汎用的に使えるもの。

占いの場合は、前者のほうがニーズが高いようにも見えますが、皆さんはいかがでしょうか。

「対話の壁」もおもしろかったです。「これこそが良きもの」と信じる人には、それを崩すような話は受け入れられないんですね。エビデンスを示してさえ。

そんな高い壁を超えるにはどうしたらいいんでしょう。難しいですねぇ。

 

 




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