【名古屋】ウエイト(ライダー)版タロット研究会

伊泉龍一先生を講師にお迎えし、ウェイト版(ライダー版)・タロットを、じっくりと読み解いていく会です。

2013年9月から、月1回ペースで開催しています。途中からのご参加、気になるカードの時だけのご参加もどうぞ!

この講座は録画をしています。これからご参加の方で、視聴ご希望の方はお知らせくださいませ(有料です)。

次回2/19(水)は、№3女帝、№4皇帝のカード解説を予定しています。

【日程】 2013年:9/11、10/9、11/13、12/11、
     2014年:2/19、4/9、6/11、7/9 以降未定
【時間】 午後1:45~3:15(1時間半) 
【場所】 名古屋・桜通線&名城線:久屋大通駅周辺

【受講料】 1回につき¥4,500


こちらのタロットデッキを使用します。ご持参いただいくと、絵を見ながら学べるのでお勧めです。

ウェイト版(ライダー版)・タロット研究会

――ウェイト版(ライダー版)に秘められたシンボリズムを原典から読み解く

日本でも最もポピュラーなタロットと言えば、「ウェイト版(ライダー版)」です。非常に魅力的デザインであるため、初心者向けとされがちなウェイト版です
が、実はそのカードの一つ一つのモチーフには、グノーシス主義、カバラ、マルティニズム、錬金術、占星術などの影響を受けた作者であるアーサー・E・ウェイトの神秘思想が、非常に緻密に計算されて込められています。

この連続講座では、「ウェイト版」のシンボリズム解釈の序論として、1910年に出版された作者自身による解説『タロットへの鍵(Key to the
Tarot)』を手掛かりにしながら、一般的なタロットの入門書では語られることのない、そこに秘められた意味を浮き彫りにしていきたいと思います。実際
の講座では、難解とされる『タロットへの鍵』を、慎重に日本語訳し、注を付したテキストをお配りしますが、それを熟読すると、現代の一般的に広まっている
ウェイト版の絵のシンボルについての解釈の多くが、作者自身の意図とはまったく異なるものとなっていることに驚かれることでしょう。また、十九世紀後半の
オカルティズムの流れの中で、エリファス・レヴィや黄金の夜明け団の思想や象徴体系を意識しながら、あえてそれとは異なる独自のタロットであるウェイト版
が作られるようになるまでの歴史的背景も説き明かして行きます。

すでに「ウェイト版」をお使いの詳しい方から、プロフェッショナルの方はもとより、難解な思想をなるべく平易に説明していきますので、初心者の方でも本格
的にウェイト版を学んでみたい方は、ぜひご参加ください。原典に記されたウェイト自身の言葉を理解していく内に、これまで思いもしなかった「ウェイト版」
に秘められた深い意味を実感していただけることと思います。興味のある回だけでも、連続でもどちらでも受講可能です。

【先生のプロフィール】

伊泉龍一(いずみりゅういち)

占 い・精神世界研究家。多数の著書や訳書などで本格的な西洋の占いの紹
介している。著書に『西洋手相術の世界』(駒草出版)、『タロット大全――歴史から図像まで』(紀伊國屋出版)、『タロット占術大全』(説話社)、『数秘
術の世界』(駒草出版)等、『リーディング・ザ・タロット』(同)、『数秘術完全マスターガイド』(同)。訳書に『ラーニング・ザ・タロット』(同)、
『フォーチュン・テリング・ブック』(同)等がある。

 

 

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